透明なオブジェクトを含む、あらゆる在庫アイテムの高速ピースピッキングを可能にするZivid 2+ 3Dカメラをご紹介します。
Zivid 2+ M130が新たにZivid 2+シリーズに加わりました。何百万もの在庫アイテムの確実なピースピッキングを提供するこの3Dカメラの登場により、eコマースの世界ではオートメーションが根本的に変わっていくでしょう。
2023年6月1日オスロ、Zividはロボットピッキング向け多目的3DカメラZivid 2+を発表します。
高速かつ、多くを要求とされるeコマースの世界は、長きに渡ってロボティックオートメーション導入の先駆けでした。近代のフルフィルメントセンターでは、何百万にものぼるSKU(ストック・キーピング・ユニット)を取り扱っています。進化し続けてはいるものの、ある問題だけが頑なに残ったままでした。それは、あらゆるアイテムのピースピッキングを確実に行うことです。
在庫と一口に言っても、形、色、サイズ、考えられるだけでも非常に多くの種類があり、中でも3Dマシンビジョンの宿敵は透明な対象物、ラッピングされたもの、ポリ袋などです。このような透明のアイテムは、オートメーションの世界における大きなハードルとなっており、今日に至るまで確実性やスピードにおいて、その難関はなかなか突破できるものではありませんでした。
結果として、ピックアンドプレースのロボットセルは、全体から見ると少量にとどまる“簡単なピック”のみを行い、大部分のアイテムピッキングは未だ人の手に頼らざるを得ない状況です。
最先端のハードウェア機能を備えたZivid 2+は、多品種SKU ピースピッキングの需要に対応します。 3Dビジョンの限界を広げ、これまで不可能と考えられていたことを可能にします。 Zivid 2+は、オブジェクト認識、セグメンテーション、ポーズ予測、および衝突チェックなどあらゆるピースピッキングのニーズに対応するカメラです。これにより、ロボットはあらゆる物体を損傷することなく、迅速かつ確実にピッキングして梱包できるようになります。
Zivid 2+が最適なもの:
透明性や反射性のあるアイテムはオートメーションの世界において、非常に難しい挑戦として立ちはだかっていました。ペットトボトル、ポリ袋、緩衝材、またはその他の透明な容器に梱包された商品は、eコマースのフルフィルメント センターの在庫の主な部分を占めます。 Zivid 2+は革新的な3Dテクノロジーを導入し、一時的構造化光で可能なことを最大限に、透明な対象物を克服します。
透明性を解決する道は、製造現場でよく見られる高反射物体の画像処理を大幅に改善するために不可欠であることも判明しました。ただし、それだけではありません。Zivid 2+は、周囲光に対する堅牢性を備えたマットでダーク素材でも優れたパフォーマンスを発揮し、より速いキャプチャ時間からより多くのパフォーマンスをユーザーに提供します。この新しい技術により、光沢のある素材、透明な素材、暗い素材が詰まった容器を一度に撮影することができます。
Reframe Systemsの共同設立者でHead of Robotics のフィリペはこう話しています。
Zivid 2+のパフォーマンスは、不可能な範囲のアプリケーションにわたって妥協がありません。それは、大きく考えることを恐れず、創造的であり、限界を容赦なく押し広げる、研究開発を第一とする精神のおかげで可能となっているのです。
透明なオブジェクトを3Dでキャプチャすることは、この業界がまだ解決できていない問題です。この問題がなければ、ロボットは倉庫在庫の限られた部分のみを確実に処理できます。これこそ、フルフィルメントセンターでのピッキング作業の一部でのみロボットが使用されている理由です。 Zividでは、透明な物を含むあらゆる対象物に対応できるカメラを製作し、他のカメラを置き換えることを決意しました。 Zivid 2+は3Dカメラと2Dカメラの両方であり、ピースピッキング ロボットセルの統合とキャリブレーションを非常に簡素化します。当社は、eコマース、物流、ビンピッキングの分野をリードするインテグレーターとこのテクノロジーをテストを重ねており、確実にうまくいくことは実証済みです。
Zivid brings
Gjerdrums
N-0484, Oslo
Norway
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